- USDJPY
- エントリー根拠:上位足で売りセットアップ完成後、下位足でWトップネックライン割れ
- エントリー時間:27日0:30 売り
- エグジット時間:27日13:45 損切り
- 結果:+0pips


朝の快走、からの…
昨日は吹きましたね。相場も、自分の感情も笑
5月27日のドル円は、見た目には順調な下落トレンドから始まり、しっかりと安値を更新してきました。前日のブロードニングフォーメーション(拡大型トライアングル)の形崩れを受けて、売りポジションを継続していた私は、前日からの流れに自信を持っていました。
昼の段階で+65pipsほど含み益が出ていた場面では、「これはデイトレのターゲットを超えて、スイング的な流れになるかもしれない」そう思ってホールドしていたのですが…。
強烈な反転、踏み上げ急騰で損切り
チャートを見ていると、下落の加速に対して違和感がありました。下がってはいるものの、明確な「崩れ」が見えない。逆に、高値圏からの売りポジションが溜まっていたような雰囲気も感じていました。
その懸念が的中する形で、東京時間の終わりからロンドン序盤にかけて一気に反転。垂直に近い形で上昇していき、あっさりと損切りにヒット。
結果、+65pipsからの損切りで、トータル損益は0pips。
冷静に考えれば、ブロードニングフォーメーションの教科書通りの値動き。前日に”崩れ”として認識していたパターンが、結局のところ典型的な”安値更新→高値更新”の形に落ち着いてしまいました。
こんな日もある
今回のエントリー根拠は、日足の実体で重要ラインを割り込んだこと。
このパターンは過去の成功体験からも、勝率が高いと判断していました。だからこそ、前日の損切りにもめげずに再エントリーしたのですが、今回はそのブレイクがフェイクアウトという形で逆にブレイクしていきました。
あくまでテクニカルは”可能性の提示”であって”保証”ではない。今回のように、事実が覆った瞬間に損切りラインへ一直線という展開は、相場の本質的な怖さを思い出させてくれます。
踏み上げの背景を読み解く
今回の踏み上げ、チャートだけを見ると突発的な急騰にも見えますが、背景には明確な要因があると感じています。
おそらく、前日の段階で売りポジションがかなり積み上がっていた。
- 日足のブレイクに乗った短期勢
- トレンドフォローを狙った中長期勢
- 上位足ベースの戻り売り勢
こうした売りの積み上がりが、損切りを引き金に連鎖し、結果として”ショートカバーの爆発”を引き起こした形です。
これだけ急騰したということは、それだけ売りが積まれていた証拠でもあります。つまり、上昇そのものが”買いの強さ”ではなく、”売りの巻き戻し”。
今後のドル円戦略について
今回の値動きで、ドル円は再び難しいフェーズに入りました。
- 下はサポートを割り切れない
- 上は前回高値を試しに行く
といったレンジまたは拡大型フォーメーションの展開に突入する可能性があります。
そのため、明確なセットアップが見えるまでは、ドル円での積極的なトレードは控える予定です。無理にエントリーしても、また振り回されるだけです。
次のトレードは、しっかりと整った環境と明確な値動きが確認できたときだけ。
結論:期待に寄りかかりすぎない
+65pipsあった含み益が、結果的に損切りでゼロに戻る。
メンタル的には当然ダメージはありますが、これもトレードのあるなるなので次にいきましょう。
エントリー根拠の自信と、環境認識の柔軟性。そのバランスをもう一度見直す必要があると感じた一日でした。
トレード結果まとめ
- ドル円で週足レベルのトレンドラインブレイクを狙う動き
- 日足でトレンドライン実体割れからの戻しでエントリー
- ヘッジポジション利確後に戻された(ブロードニングフォーメーション)
- ブロードニングフォーメーションに突入したら、よほど明確なセットアップが形成されない限りエントリーNG
難しい相場展開が続きますが、できるだけ淡々と日々相場に向かいたいものですね。