- GBPUSD
- エントリー根拠:欧州時間に向けた初動ブレイク狙い
- エントリー時間:4日16:00 買い
- エグジット時間:4日20:30 利確
- 結果:-2pips


欧州時間に入るタイミングでの狙い
6月4日のトレードは、欧州時間に入る前後での初動を狙った試み。
この日は日足レベルでの上昇トレンドが継続中で、1時間足ではカウンタートレンドラインが明確に引ける状況。
欧州時間に入るタイミングというのは、相場に新たな流動性が加わり、動き出すきっかけとなりやすい局面です。私としても、このタイミングでのカウンタートレンドラインのブレイク初動をとらえたいと考え、小さなセットアップが形成された段階でロングポジションをエントリーしました。
実体ブレイクに至らず反落
このエントリータイミングではカウンタートレンドラインを明確に実体でブレイクするまでには至らず、NY時間に入る直前で反落。
この時点で「ホールドするか、一度手仕舞うか」という判断に迫られました。
個人的な経験からいって、アメリカ勢が参入してくる時間帯では、いったん損切りを狩ってから順行させるような展開が多く見られます。
つまり、アメリカ勢が一度逆方向に動かし、ストップロスを吸収してから本来の方向に進めるという、いわゆる“損切り狩り”が入りやすいのです。特に完全なレンジ圏に入っており相場がジグザクしているので、下げやすく上げやすい。
この相場特有のクセを考慮して、今回はヘッジポジションの利確と合わせて、一度撤退するという判断をしました。
実体ブレイクでの再エントリー
その後、相場は私が見ていたカウンタートレンドラインを明確に実体でブレイク。
再度買いのセットアップが完成したと判断し、タイミングを見てロングポジションを再エントリーしました。
今回もヘッジポジションを素早く利確したうえで、メインポジションはホールド。この記事を書いている6月5日夜現在も、まだ保有中。
今後の展開と戦略
現在のポジションは、日足の上昇トレンドに乗った流れのなかで持っているため、中長期的にはさらなる上昇も見込める局面。
とはいえ、私は基本的にデイトレーダーなので、持ち越しには一定のリスクを感じています。ですので、あくまでプライスアクションの動き次第では、いったん利確して降りる判断も視野に入れています。
ただ、日足の形状を見る限りでは、今回の上昇がトレンド継続の流れを保っている可能性が高いため、欲張らず、焦らず、確実に利を取ることを意識していきたいと思います。
初動狙いの難しさと対応力
今回のトレードでは、欧州時間の初動を狙ったエントリーで上手くブレイクしていれば美味しいトレードになりましたが、そう上手くはいきませんでしたね。
トレードにおいて初動をとらえるというのは魅力的ではありますが、同時に「早すぎるリスク」も孕んでいます。
そのため、自分が狙っていた形が未完成であると判断した瞬間に、潔く撤退すること。そして、次のチャンスでは条件を満たしたうえでしっかりと再エントリーできるような“柔軟さ”が、安定したトレードには不可欠だと考えます。
トレード結果まとめ
- ポンドドルで日足レベルの調整が終了する可能性がある局面
- 1時間足でカウンタートレンドラインをブレイクでエントリー
- 記事を書いている5日22時もポジションホールド中
1.37に強力なターゲットが存在しており、可能ならそこまでホールドできれば最高のトレード。今差し掛かっている1.3598のターゲットもデイトレレベルのターゲットなので抜け切らないと判断すれば利確するつもりです。