- ポンドドル -8pips. ユーロドル +3pips
- エントリー根拠:売り目線からの戻しによるセットアップ
- 結果:–5pips
相場は今日もトレンドを描ききらずに引き返していく。そんな“往ってこい”の一日。
ポンドドル

トレードの経緯
9時、フライングながらトレードしたくなるポイントに遭遇

午前9時、東京時間の後場に入る少し前、ポンドドルに目を留めた。日足で見ると、主軸は調整派の下目線。高値は切り下がり、安値も更新中。まさに「調整波の戻し目」を狙うにはうってつけの形。問題は、まだカウンタートレンドラインを割っていないこと。エントリーのタイミングとしては“少し早い”。
ただ、ここ最近、「ようやく打てるかも」と思えるチャートに巡り合えていなかった。慎重すぎて見送る日々が続き、「入らない後悔」もまた積み重なっていた。
そしてこの日、9時きっかりにショートエントリー。
カウンタートレンドラインの攻防に突入

出来立てのカウンタートレンドラインなのでそこまで強くないだろうと気楽に構えていた。抜ければ大きく取れる展開。
読みは外れ、下げの勢いが失速

下げは限定的で、カウンタートレンドラインを割ることもなく、再びじわじわと上昇を始めた。そして損切りラインに軽くタッチ。-8pipsで手仕舞いとなった。
その後の全体像

上にも下にも行けない展開。いい加減抜けてくれると良いのだけれど。
ユーロドル

トレードの経緯
ユーロドルも良い形。MAも味方につけたトレード期待

夕方18時15分頃、今度はユーロドルに注目。こちらも同様に、日足レベルでは調整派の戻し局面。ただ、ポンドドルと違ってこちらは1時間足でカウンタートレンドラインを実体で割りにきていた。
レンジ相場と分かっていても伸びる可能性に賭けたけど

「これは乗れるかも。」
そう思い、ショートポジションを構築。短期で下を狙う。
一時的に利が乗ったものの、なかなか勢いが続かない。欧州時間に入り少し売りが出たあと、ニューヨーク時間に入ってからは逆に買い戻しが強くなってくる。
「嫌なパターン。」
そんな予感が的中。含み益はみるみる削られ、建値付近まで戻ってきたところで半ば諦め気味に撤退。結果は+3pips。
こちらも日足で見れば結局同時線。方向感のない相場がここでも支配していた。
その後の全体像

こちらも終わってみれば同時線。欧州通貨ではなかなかドル買いに繋がらない。ファンダ的な要素は考えない。全てはチャートが教えてくれるはず。
ここまで下げを否定されると買いたくなるのが心情。良いセットアップができればロングも検討したい。
【あとがき】
こういう相場が続くと、トレードに対する心構えがぐらつく。
エントリーを見送る勇気も、ホールドしすぎない潔さも。最近、取りこぼしや早すぎる仕掛けが増えているのは、相場の難しさというより、自分自身の「焦り」が原因。
「稼げる日があれば、稼げない日もある。」
そんな当たり前のことを、しっかりと心に刻んで、次のチャンスに備えたい。