エントリーのタイミングはブレイクか、押し待ちか?

こんにちは。今回は「エントリーのタイミングって、ブレイクで入るべき?それとも押し目を待つべき?」というテーマについて、僕なりの考えを整理してみたいと思います。

僕なりの結論はあります。でも、そこに至るまでにいろいろ気づいたことがあるので、少し詳しくお話します。前提として買いのエントリーを検討しているとします。買い(売り)とか押し(戻り)とか少々わかりづらいので。なので売りを検討するなら、逆の方向と読み替えてください。

1時間足以上のブレイクは危険だと感じている理由

まず大前提として、僕は1時間足以上の時間足でのブレイクエントリーは基本的に考えません。その理由はシンプルで、「高値掴みになりやすい」からです。

高値圏でのブレイクは、いわゆる”燃料”が切れて急落するパターンも多く、結果的に天井でつかんでしまうことになりがちです。

特にFXでは、レンジを上抜けたと思ったらすぐに戻ってくる「だまし」もよく見られます。

15分足以下のブレイクはアリ。ただし条件付き

とはいえ、すべてのブレイクを否定しているわけではありません。

僕自身、15分足や5分足レベルでのブレイクであれば、条件次第ではエントリーすることもあります。

ここで大事になるのが、「どこを抜けたらブレイクと判断するのか?」という基準です。

曖昧なラインをなんとなく抜けたからエントリー、ではなく、明確な根拠が必要だと考えています。

使えるブレイク、使えないブレイク

一般的に使われるブレイクポイントとしては、

  • レンジブレイク
  • 直近高値ブレイク
  • トレンドラインブレイク

などがありますが、僕的に「使えるな」と思っているのは、

  • 高値が明確に揃っているレンジのブレイク
  • はっきりと意識されている直近高値ブレイク

の2つです。

逆に、「トレンドラインブレイク」はエントリーの根拠にはなり得ないです。

なぜかというと、トレンドラインって結構主観的なんですよね。

同じチャートを見ても人によって引き方が違ったりするし、 ブレイクしたとしても、それは単に「角度が変わった」だけというケースも多い。

そのまま再度高値を試しにいく動きなんか、ザラにあります。

フラグが立たないと、そもそもエントリーの検討すらしない

ここまでブレイクか押し目か、という話をしてきましたが、 そもそもエントリーを考える前には必ず「フラグ」が立っているかが最重要です。

僕の中では、「フラグが立っていない=まだエントリーを検討する段階ですらない」んですよね。

フラグが立っているということは、そこに何らかの規則性や優位性が見えてきた証拠なので、 あとはその規則性に沿ったエントリーをするだけです。

注意したい点

ブレイクエントリーをするにしても、FXの相場で意識されているポイントはまあ違いなく実体足の確定ということ。意識されているポイントを抜けて、すぐにエントリーしたら結局ヒゲで終わったとか本当に多い。確定の30秒前くらいでフライング気味にエントリーすることはありますが、抜けた瞬間にポジションを持つことはほぼないです。短期足の基準線から実体足が確定したらほとんどの場合で基準線近くまで戻るので、そこでエントリーすることが多いです。

結論:フラグさえ成立していれば、エントリーのタイミングはどちらでもいいと考えてます

できるならフラグが立った後ならば、より押した方が望ましい。でも押さない時にはその後の動きに乗れない。だから「フラグが立っていれば(基準をブレイクしたローソクが実体足確定した後なら)押しでエントリーしても、確定した次の足の頭からエントリーしてもどちらでもいいということ。

大事なのは、

  • フラグが立っていること
  • 抜けが確定していること
  • どこで入れば、リスクを抑えてリターンを狙えるか

それ以外のエントリーとしてよくあるのが、ブレイクした足をさらに高値更新したらエントリーするという方法。それってより「確証」が欲しいということですよね。 でも、フラグが立った時点ですでに優位性があるので、 僕ならその優位性に賭けるほうが結果的に勝率は安定し、 「勝ちを大きく、負けを小さく」することができると感じています。

つまり、高値更新=安全なようで、実はリスクもあるし、 押し目狙い=早すぎるようで、うまくいけば最高の位置で取れるということ。

まとめ:エントリーの軸は「フラグ」と「優位性」

エントリーのタイミングに正解はないと思っています。

でも、「自分の中にしっかりとした“軸”があるかどうか」が、 トレードを続けていくうえではとても重要だと感じています。

僕の場合は、

  • フラグが立つこと
  • 明確なブレイクポイントがあること
  • その「ブレイクポイントを抜けたことが確定していること

これらの条件が揃ったときに、エントリーを検討するようにしています。

結局、どんな場面でも「自分のルールに沿って、同じ判断ができるか」が、 トレードの再現性を生むと信じています。

この記事が、誰かの通貨選びやエントリー判断の参考になれば嬉しいです。

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