【初心者必見】FXの注文方法を徹底解説!成行・指値・逆指値・IFD・OCOとは?

FX(外国為替証拠金取引)を始めるにあたって、絶対に理解しておきたいのが「注文方法」です。 この記事では、成行注文、指値注文、逆指値注文、イフダン(IFD)、OCO注文など、代表的な注文方法を初心者にもわかりやすく解説していきます。

成行注文とは?

成行注文(なりゆきちゅうもん)は、「今すぐに買いたい」「今すぐに売りたい」というときに使う最もシンプルな注文方法です。

  • 価格を指定せず、現在のレートで即座に注文を成立させる
  • 市場の流れにすぐ乗りたいときに便利
  • ただし、注文した瞬間の価格と約定価格にズレ(スリッページ)が生じることもある

【例】 ドル円が150.000円のときに、「今すぐ買いたい」と思ったら成行注文を出す → すぐに約定する

指値注文とは?

指値注文(さしねちゅうもん)は、「この価格になったら買いたい/売りたい」という希望価格を指定して注文を出す方法です。

  • 希望する価格よりも有利な価格で取引できる
  • 約定までに時間がかかることがある(希望価格に到達しないと成立しない)

【例】 ドル円が150.000円のとき、149.500円まで下がったら買いたい → 指値で149.500円の買い注文を設定

逆指値注文とは?

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)は、「この価格になったら損切りする」「この価格になったら新規注文を出す」といった、自動的に売買を成立させるための注文方法です。

  • 主に損切り(リスク管理)に使われる
  • トレンドフォロー型のエントリーにも使える

【例】 ドル円を150.000円で買ったけど、149.500円まで下がったら損切りしたい → 逆指値で149.500円に売り注文を設定

イフダン(IFD)注文とは?

IFD(イフ・ダン)注文は、「もし○○の条件になったら、さらに△△の注文を出す」という2段階の注文をまとめて設定できる方法です。

  • 新規注文と決済注文をセットで出せる
  • 忙しい人やエントリーから決済まで自動化したい人に便利

【例】 ドル円が149.500円まで下がったら買いたい(新規指値) → 買えたら150.500円で売りたい(指値決済)

OCO注文とは?

OCO(オーシーオー)注文は、「どちらか一方の条件が成立したら、もう片方は自動でキャンセルする」という注文方法です。

  • 利確と損切りを同時に設定できる
  • 相場の予測が難しいときにリスク管理ができる

【例】 ドル円を150.000円で買った後、

  • 151.000円になったら利確(指値)
  • 149.500円になったら損切り(逆指値) → どちらかが成立すれば、もう片方は自動キャンセル

各注文方法の使い分けポイント

注文方法こんな時におすすめ
成行注文今すぐ市場に参加したい時
指値注文有利な価格でエントリー・決済したい時
逆指値注文リスク管理・トレンドフォローしたい時
IFD注文エントリーから決済まで自動化したい時
OCO注文利確と損切りを同時に設定したい時

まとめ|注文方法を使いこなすことが勝率アップの鍵

FXでは、ただ闇雲に売買するのではなく、状況に応じた注文方法を選択することが非常に重要です。

特に、

  • しっかりリスクを限定するための逆指値
  • チャンスを逃さないための成行注文や指値注文
  • 忙しい人向けのIFD注文やOCO注文 これらを使い分けることで、より安定したトレードができるようになります。

まずはそれぞれの特徴をしっかり理解し、実際のトレードに取り入れてみてください。

あなたのFXライフが、より充実したものになりますように。

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