- ドル円
- エントリー根拠:半年に及ぶ下降トレンドラインのブレイク
- エントリー時間:6月19日 18:45 買い
- エグジット時間:6月20日 5:45 損切り
- 結果:0pips


年初来の下降トレンドラインをついにブレイク
今回のトレードで注目していたのは、今年1月につけた高値から続いていた長期の下降トレンドライン。そのラインを、ついに日足・4時間足ともに明確に上抜いてきたという事実。
ドル円に関しては、この下降トレンドラインが意識されていたこともあり、ブレイク後の上昇には一定の信頼感がある。
欧州参入の16時頃に実体抜け、その後に抜けたレジスタンスがサポートに転換したのを確認。
高値を再度超えてきたところでロングエントリー。
ヘッジ利確とWトップでの失速
エントリー後は、いつもの通りヘッジポジションを利確。
そのままポジションをホールドし、狙いとしては日足レベルでのターゲット、146.16付近までの上昇を狙う。
ただ、結果的には2度高値にチャレンジしたものの、上に抜けきれずWトップを形成。時間は深夜帯、5時ごろ。
そのタイミングでポジションはストップにヒットし、トレードとしてはプラスマイナスゼロ、0pipsでの決着となりました。
チャートソフトと実際の約定価格のギャップ
この時、私が監視していたチャートソフト上では、ストップを置いていた安値は”割っていない”。
しかし、実際にはXMの取引プラットフォームでは損切りラインにヒット。
こうした価格差はFX会社によって微妙に異なるため、もはや”あるある”として割り切るしかありません。
文句を言っても仕方がない部分。
こうした時に思うのは、やはりチャート監視をしながら裁量判断で動かせれば、それに越したことはないということです。
ただしそれには“時間”というリソースが必要。
昔はPCの前にかじりつくようにトレードしていたこともありましたが、今はそういうライフスタイルは現実的ではありません。
家庭もあるし、仕事もある。
トレードを人生の一部にするには、一定の割り切りとルールが必要です。
時間を犠牲にしないための損切り設定
今回のようなケースで大事なのは、損切り設定をきちんとしていたことで、”寝ている間に余計な損失を出さずに済んだ”という点です。
もちろん、朝起きてチャートを見て「なんだ、損切りか……」と少し残念に思うこともあります。
けれど、事前に自分で決めたルールに従ってリスクを限定できたのは、やはりトレードにおける成功の一つの形だと考えています。
ちなみにこの日は、アメリカが祝日ということもあって、夜間の流動性が著しく低下。
期待していた動きがまったく出なかったという意味でも、少し残念な展開でした。
金曜日は見送り予定、無理はしない
このトレードの終了時点で週の後半に差しかかっていましたが、金曜日は基本的にトレードを避けたい日。
週末のポジション持ち越しリスクや、金曜特有の値動きの荒さを考えると、積極的に参加する理由がありません。
相場は来週も続きます。
無理して1回のチャンスに固執せず、見送る勇気を持つことも大事です。
相場環境と今後の見通し
- ドル円は上昇トレンド。押しを拾いたいけど、週足の20MAが上に控えているので上下動が激しくなることも想定。
- ユーロドルも買いを狙える場面。ドル円とは基本的に逆相関の関係性だけどたまには同じ方向に動くことも。
- ポンドドルはしっかりと上値を抑えられているので様子見。
ドル円、金曜日だけどエントリーしておけばよかったかなとちょっと後悔。