- GBPUSD
- エントリー根拠:日足トレンドにおける調整終了の可能性 1時間足の下降トレンドラインブレイク+20MA反発
- エントリー時間:30日0:00 買い
- エグジット時間:30日8:00 利確
- 結果:+20pips


日足は依然として上昇トレンド
5月29日のポンドドルトレードでは、+20pipsの利確となりました。
まず大前提として、日足の環境認識では依然として上昇トレンドが継続中です。押し目は入りつつも、ローソク足の実体レベルで高値・安値を切り上げています。
そのなかで注目していたのが、1時間足での下降トレンドラインです。数日続いていた1時間足の下落の流れが、ついにブレイクされたことで、市場の雰囲気に変化が見られました。
1時間足でのセットアップ成立とエントリー判断
この日のポイントは、1時間足でトレンドラインを明確に上抜けたあと、価格が20期間移動平均線(MA)をしっかりと下支えにして反発し、いわゆる”踏み固め”の形を作ったことです。
このプライスアクションを見て、私は買いの勢いが出てきたと判断し、ロングでエントリーしました。正直、4時間足のMAが上に控えていたため、上値余地にはやや不安が残る構造でしたが、タイミングとしてはエントリーせざるを得ない場面でした。
加えて、ユーロドルがすでに重要ラインを上抜けし、上方向への抵抗が見当たらない状況にあったことも心理的な後押しとなりました。
ヘッジポジションの利確とその後の放置戦略
エントリー後は、念のために持っていたヘッジポジションを早めに利確。
これにより、メインのポジションに集中できる環境が整いました。相場の勢いは悪くなかったため、その後は特に調整もなく放置する形で様子を見ていました。
翌朝になっても、価格は一定の水準を保ってはいましたが、注目していた4時間足の20期間MAを実体で上抜けることができず、上値が重たい展開が続いていました。
4時間足MAの強さに屈する形での利確
実際に4時間足のチャートを見返すと、この20期間MAがしっかりと頭を抑える形になっており、短期足では上昇しているものの、上位足の流れにブロックされている構図でした。
「抜けたら面白い」
そんな期待もありましたが、現実的にはそこまでの勢いは見られず、トレンドフォロー的に無理をする場面ではないと判断し、利確終了。
やや早打ち気味のエントリーであったことは否めませんが、1時間足でのトレンド転換ポイントとしては妥当なタイミングではありました。
結論:”上位足に抑えられる”という感覚の重要性
今回のトレードで改めて感じたのは、”上位足のMAに抑えられる感覚”をどれだけ早く察知できるかという点です。
テクニカル的には正しいセットアップであっても、上位足の抵抗を抜けない限り、相場は本格的に動き出さないことが多いです。
ユーロドルのようにすでに抜けている通貨もあるため、相関的に見てポンドドルにもチャンスがあると判断することは悪くありません。ただし、それでもあくまで”チャートは個別”であるという視点も忘れてはならないと思います。
今後もこのように、下位足でのセットアップと上位足の環境認識を組み合わせて、冷静にエントリーの可否を判断していくことが、トレードの安定につながると再確認できた1日でした。
エントリー根拠の自信と、環境認識の柔軟性。そのバランスをもう一度見直す必要があると感じた一日でした。
トレード結果まとめ
- ポンドドルで日足レベルの調整が終了する可能性がある局面
- 1時間足で下降トレンドラインをブレイク後のロールリバーサルの動きでエントリー
- 4時間足20期間MAを三度ブレイクチャレンジがあるも、抜けなかったため終了
- その後は入っていた買いポジションの手仕舞いがあり小規模の調整に突入
金曜日はより難しい相場が多いので、皆様もご注意を!