自分なりのFXルール。参考になればうれしいです。

こんにちは。今回は、私が普段FXで使っているトレードルールについてご紹介します。
正直なところ、最初からこのルールにたどり着いたわけではありません。 何度も失敗したり、反省したりしながら、少しずつ形にしてきました。 「FXって難しいな」と感じていた頃の自分に伝えたい気持ちで、この記事を書いています。 同じように悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

大前提:大口の存在とその性質について

まず、私のルールの前提には「大口(AI含む)の存在」があります。 つまり、為替市場では大きな資金を動かす参加者がいて、 彼らはポジションを持つ時点で“出口”をある程度決めている、という考え方です。
この前提に立つと、「なぜこの価格で止まったのか」「なぜここで急に動いたのか」といった 相場の“意図”のようなものが見えやすくなる気がしています。 もちろん、完璧に読めるわけではありませんが、 チャートを読み解くときのひとつの視点として、大切にしています。

ポジションの持ち方:2分割でのエントリーとヘッジの発想

私は基本的に、エントリー時にポジションを2分割します。 そして、そのうち片方は“ヘッジポジション”として扱います。
たとえば、エントリー後に相場が自分の思惑通りに進んだ場合、 設定した損切り幅と同じpips数をプラス方向に達成したら、 そのヘッジポジションを利食いします。
こうすることで、「もしこのあと戻ってしまっても、負けはない」 という安心感を持ちながらトレードを続けられます。 個人的には、このやり方がメンタル的にも安定しやすいと感じています。

エントリー条件:「フラグの成立」とは?

エントリーは、常に明確なルールに基づいて行います。 私が重視しているのは、「フラグの成立」です。
これは簡単に言うと、“ランダムに動いているように見える相場の中に、優位性が生まれた瞬間”です。 このタイミングを見極めることで、無駄なトレードを減らすことができます。
フラグが成立したと判断したら、そこで2分割してポジションを持ちます。 (すぐにエントリーする場合もあれば、押し目・戻りを待つこともあります)
この「フラグ」は人によって定義が違うと思います。 私の場合は、一定のパターン認識を確認したときに「来たな」と判断しています。
ちなみに「フラグの成立」とは、エントリーするための条件が整ったことを指しています。

損切りと利食いの考え方

損切りはとても大切ですよね。 私のルールでは、損切りの位置はエントリー根拠となったフラグが無効化されたポイントに置きます。
たとえば、上昇のフラグが成立してエントリーしたのに、 直近安値を明確に割ってしまったら、その時点で「もうこのシナリオは崩れた」と判断します。
逆に、エントリー後に思った方向にしっかりと伸びてくれた場合は、 まず最初のターゲット(損切り幅と同じだけのpipsを取れる位置)で、 2つのポジションのうち1つを必ず利食いします。
もう一方は、その後の値動きを見ながら、トレールしたり、 次のメインターゲットまで引っ張ったりと、 そのときの相場状況に応じて柔軟に対応しています。
この「1つは確定、1つは伸ばす」という考え方は、 リスクを抑えつつ利益を伸ばすために、とても有効だと感じています。

最後に:完璧なルールではありません

ここまで私のトレードルールをご紹介しましたが、これは“絶対に勝てる方法”ではありません。 私自身、これを使っても負けることはもちろんありますし、 すべてがうまくいくわけではありません。
でも、ルールを決めて、それに従って淡々とトレードすることで、 感情に流されず、落ち着いて相場に向き合えるようになったのは事実です。
「自分に合ったルールを探す旅」は、FXをやるうえでとても大切だと思います。
この記事が、どこかの誰かにとって、そんな旅のヒントになれば嬉しいです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!

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