- ポンドドル(GBP/USD)
- エントリー根拠:上昇チャネル崩れ→戻しでの売り
- エントリー時間:6月23日 10:00 売り
- エグジット時間:6月23日 16:00 損切り
- 結果:-3pips


月曜日の窓あけ、戻りを叩く戦略からスタート
週明け月曜日。ポンドドルは窓をあけてスタート。
チャートを見れば、直前まで続いていた上昇チャネルが崩れ、典型的な”崩れたトレンド”の戻り売りが狙える状況。
窓あけ後の戻しを狙って、1時間足セットアップ完成を待っての売りエントリー。
いつも通り、まずはヘッジポジションを利確してポジションのリスクを軽くする。
この時点で流れは売り目線、チャネル崩れからの戻りの波と判断していました。
パターン形成中に損切りラインへヒット
しかし、エントリー後は想定通りに伸びず、逆にトライアングルパターンを作るような展開に。
値動きとしては一時的な戻しのようにも見えましたが、私が入ったセットアップでは、その戻しが損切りラインにかかってしまう位置。
そして、結果は-3pipsの損切り。
ここでこのトレードは終了。
エントリーした時点ではリスクを最小限に抑えられる形だったとはいえ、相場が予想通りに動かないときには素直に撤退。
これはいつものことですが、やはり”もうひと伸び”に期待したいところ。
追撃はせず。拡大型トライアングルの可能性を警戒

損切り後、再びチャートに向き合いながら、追撃の可能性も一応検討。
しかし、エントリーに値するセットアップが形成されることはありませんでした。
理由は明確。
まず、カウンタートレンドラインが”下向きの1本足”であっさりとブレイクされていたこと。
これは非常にノイズの多いブレイクであり、明確な形が確認できない以上、再エントリーは危険。
そしてもうひとつ。
高値を切り上げたあとに、安値を切り下げる展開。
これは、悪名高い”拡大型トライアングル(ブロードニングフォーメーション)”に発展する可能性が高く、経験的にもこのパターンは非常に危険。
素直な値動きではなく、振り回される展開になりやすいため、無理にポジションを持たないという判断に落ち着きました。
その後、実際に価格は大きく突き上げる展開となり、結果論的には”フェイクアウト”で踏み上げられていた可能性も。
正直、きつい動きでした。
ドル円も不自然な動き、ファンダ優勢の一日?

ちなみにこの日のドル円もチェックしていましたが、こちらもやや難しい値動きでした。
押し目をきちんと形成せずに上昇していったと思ったら、そこから一直線に下落。
もしポジションを持っていたとしても、損切りを移動できるような局面もなく、結果的にはストップにかかっていたはず。
テクニカル通りに動く場面が少なく、どこかファンダメンタルズに振り回されているような印象を受ける。
テクニカルが効かない相場。
こんな日は、正直”やらない”のが一番。
無理にポジションを持っても、疲弊するだけ。
相場環境と今後の見通し
- ドル円は上位足のトレンドラインをブレイクしているので、一旦上昇が全戻しになったとしてもヨコヨコの展開に。これからパターンを形成する動きに入る可能性が高いかも。
- ユーロドルは買い目線。ただ、1時間足以上で押しがないとポジションは持ちにくい。
- ポンドドルは日足レベルでも拡大型トライアングルっぽい値動き。触らぬ神に・・・。
今週は難易度が高めの相場展開が続きそう。フライングはしないようにしないと。