R7.5.6のトレード

  • USDJPY
  • エントリー根拠:上昇トレンドライン+ディセンディングトライアングルのブレイク
  • エントリー時間:6日16:00 16:15 売り
  • エグジット時間:6日16:30 22:45 利確
  • 結果:+162pips

トレード備忘録

【FXトレード記録|2025年5月6日】満足のいく分割エントリーと利確判断

こんにちは、FXブログ「I LOVE FX!」管理人のいおりです。

今回は、5月6日のFXトレード記録をお届けします。

久しぶりに波の根っこからてっぺんまで取れた、満足のいくトレードができた一日でした。リスクリワードのバランス、エントリーポイントの判断、利確のタイミング。どれも大きなズレがなく、**「狙い通りの相場の波に乗れた」**という感触を得られたトレードです。

この記録では、実際のエントリーから利確までの流れ、分析の根拠、そして次に狙うべきセットアップについて詳しく振り返っていきます。

トレード戦略の骨格:相場の全体像と日足ターゲット

まずは上位足レベルの相場観から。

この日のUSDJPYでは、日足ベースでのターゲットが141.54にありました。機関投資家も注目しているであろう心理的節目価格。ただ、そこまで一気に到達するかどうかは、短期足の勢いと構成波の中身にかかっていると考えていました。

日足の上昇波が崩れる途中である一方で、4時間足や1時間足を見ると、売るためのセットアップ(トライアングル)が形成されつつある状況だと認識しました。そのトライアングルブレイクと日足レベルの上昇トレンドラインのブレイクが交わったポイントに出会えたので、もう売るしかないトレードでした。

エントリー戦略|「売りフラグ成立」と分割エントリーの判断

さて、具体的なエントリーの場面です。

エントリーを考えた時には、テクニカル的に売りのフラグ(セットアップ)が完成していました。上位足の上昇トレンドラインブレイク、ディセンディングトライアングルのブレイク、その後のビルドアップ(収縮する動き)…どれをとっても「売っていい場面」ではありました。

しかし、問題はエントリーポイントの曖昧さ

テクニカルが整っていても、タイミングが少しでもズレると「踏み上げに遭って損切り」というのが、よくある負けパターンです。

そこで今回は、**エントリーを2回に分ける“分割エントリー戦略”**を採用しました。

▷ 1つ目のエントリー:戻し目でのショート

まず、1回目のポジションは、直前の下落後の小さな反発上昇でポジションを構築。

これはややリスクのあるエントリーですが、全体的な地合いと売りフラグの成立を見て、「戻したところは売られる」と判断。値幅を抑えながらリスク許容の範囲で仕掛けました。

▷ 2つ目のエントリー:カウンタートレンドラインのブレイク

2回目のエントリーは、やや遅れての参入。

しばらく横ばいの値動きが続いたあと、カウンタートレンドラインを明確にブレイクしたタイミングで追加ポジションを投入。ここは明確なモメンタムが出た瞬間であり、典型的なトレンドフォローの形

これにより、「不確実な押し目でのポジ」と「明確なブレイクでのポジ」を組み合わせる形となり、リスク分散とエントリー精度のバランスが取れた理想的な構成となりました。

利確戦略|目標に到達したら、欲張らない

今回のトレードで一番うまくいったのは利確の判断です。

エントリー後、相場は順調に下落。途中に大きな戻しもなく、スムーズに目標プライスまで到達しました。

ターゲットに設定していたのは、1時間足の一波の底である142.37。ここを一旦の“利確ポイント”としてマークしていました。

実際、このポイントに到達した瞬間に利確。その後明確な買い戻しが入ったため、「ここが機関投資家の利確ポイントだった可能性が高い」と確信。

もし、このまま日足ターゲットの141.54まで粘っていれば、もう少し伸びた可能性もありました。でも、あえてそうはしませんでした。

なぜなら、この時間帯がちょうどユーロ圏の市場が閉場する23時台だったから。

この時間帯は、「ポジション整理」「利確売り」が同時に起きやすく、不安定な値動きになる可能性が高いと感じていたからです。

結果的に、この判断は正解。相場はそこからやや反発に入り、141.54を狙うにはもう一つ新しいセットアップが必要な動きになりました。

今回のトレードのキモ:分割エントリーとターゲット設計

今回の勝因は、なんといっても分割エントリー現実的な利確ラインの設定に尽きます。

  • エントリーポイントが曖昧でも、分けてエントリーすれば精度が上がる
  • すべてを1回で仕留める必要はない。段階的にポジションを構築する方が安全
  • “とれるところ”でしっかりと利確することが、トータル収益を押し上げる

また、日足のターゲットを頭に入れつつも、1~4時間足レベルの波動で利確を組み立てる柔軟性も大切だと感じました。欲張って長く持ちすぎるより、「いったん降りて、また次のセットアップで乗る」ほうが安全な場面は多いです。

次に狙うセットアップは?

このトレードを終えた時点で、相場はすでに一旦の利確調整フェーズに入っています。

141.54という日足ターゲットが残されているため、今後再びその価格を目指す動きが出ると予想。ただし、その前にはもう一度エネルギーを溜める動き、つまり「戻し目形成 or 横ばいレンジ」が必要だと考えています。

そのため、今は「一度フラットに戻して、次のセットアップを待つ」タイミング。

次のポイントでは、

  • 再度、カウンタートレンドラインやチャートパターンを確認
  • 1時間足レベルでのターゲット成立を確認

などをチェックし、もう一度141.54突破を狙うトレードプランを構築していく予定です。

まとめ|今日の学びと今後への活かし方

今回のトレードは、自分の中でも再現性のある内容だったと思います。

  • 分割エントリーでエントリーポイントの曖昧さを補う
  • テクニカル(トレンドラインや戻り目)を使って構築
  • 日足ターゲットは見据えつつも、1~4時間足で現実的な利確判断
  • ユーロ圏の閉場など、時間帯の動きも意識したトレード

これらの要素を意識した結果、満足度の高いトレードが実現できたと思います。

次回のトレードも、また記録に残していきます。

皆さんのトレードにも役立つ部分があれば幸いです。

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